山菜

冬季営業が終わり、6月までは新しくオープンしたゴルフ場のレストラン、ニセコでアクティビティを体験する団体さん用の食堂的なレストランの2店舗での勤務になり、時間も余裕が持てるようになり、仕事の後も山菜採りを楽しめるようになりました。

近くの山や雪の溶けたスキー場を登るといろんな山菜が採れます。

採れたての地ものの山菜を料理すると新たな発見もでき、またそれを食べると不思議と疲労回復や、活力が沸いてくる気がします。

生で食べても美味しいアズキナや葉わさびはその場で食べて甘さや香りに驚きます。

先日札幌の三ッ星フレンチのディナーへ行く機会がありましたが、そこでも山菜を上手に取り入れてとても美味しい料理に仕上げていました。

フレンチですが、食事の形式以外はほぼ日本料理と言ってもいい位の内容で、体への負担がとても少なくその計算された料理と構成に、たいへん勉強させてもらいました。

 

まだ自分の確たる進むべき方向性を迷っている状態ですが、今後向かってる料理界の方向はまさに人の原点のような気がします。

自然の物を上手く組み合わせ、質素な食材でも本来価値のあるものだと気付かせ、思い出させてくれるものでもあると思います。

そうした食材はこれまで先人たちから私達、その後の人々へと受け継いで行かなければならないものです。

簡単で便利な調味料や作られた食材も大変重宝しますが、やはりDNAに刷り込まれた自然のものを摂取する事で心と身体の豊かさも得られる気がします。

 

 

 

毎日ではありませんが、花園地区のゴルフ場で勤務していますので、そこでは釜焼きのピッツァや、道産小麦を使った生パスタもメニューにあります。

ゴルフをしなくてもレストランだけの利用もできますし、景色も、レストランの作りもとても素敵なところです。

 

ランチだけの営業で、お車でなければ交通機関もありませんが…機会があれば皆様是非いらしてください!