東京 日本ワイン祭り

昨日、山へ行き木を見て来ました。

器に使いたい木や木の皮、そして蔓。料理の香り付けに使いたい木と色々あり楽しめました。

幸い天気も良く、静かな中にいると色々と自然の芸術や綺麗な色のコントラストが目に入って身体に染み入るようです。

人が作ったどんな豪華な空間よりも、遥かに贅沢な気がします。

木を見に行ったのは、最近肉や魚の加熱調理についてよく考え、悩むからです。

カメリーノではガスレンジ、オーブン、天火の付いたトースターから炭火まで使うのですが、やはり炭火が1番美味しく、そして難しいのです。

今はコンベクションオーブン等があり温度も設定できてほとんど失敗することもありません。

しかしあれだけは絶対に使いたくないのが料理人の性な気がします。

ヴィオンの頃使っていたオーブンは温度の設定が出来ないものでした。

火の強弱は調整出来ましたが、それが本当に良い勉強になりました。

オーブンを開けた時に顔や手に感じる熱で大体何度位かなと判断し、焼き時間を変えます。オーブン内のどの場所に食材を置くか、また季節によって火の強さは同じでもオーブン内の温度は変わります。

しかしそれでもガスの量を調整し誰でもある程度は使えます。

次の店では薪釜と炭火を主に加熱調理に使おうと計画していて、そこで使う木材が何が適しているのか今とても興味があり、その辺に生えている木でも良く観察して歩いています(笑)

それまでに火を使いこなせるように勉強しなければなりません…


さて、先日インターネットのニュースで、4月に東京で日本ワイン祭りというのが開催され、集まるワインはこれまでで最大だと書かれていました。

これは行きたいと思い調べると調度日曜日にも当たって居たので、思いきって日帰りで行くことにしました。
ほとんどの日本ワインはネット等で見ることが出来ますが、味見まではできません。現に買い集めている次の店用のワインも味を知らないものがほとんどです。
今からとても楽しみです。

そして更に…来週はとても驚くようなプレゼントを頂いてしまいました。

六本木のロブションでのランチです

聞いた時は思考が暫く停止しましたが。これも本当に楽しみです。

東京のミシュランガイドで2つ星のレストランをしっかり見て勉強して来ようと思います。