無題

先日いつもお世話になっているお客様から素敵なプレゼントを頂きました。1921年〜1941年に製造されたノリタケカップとソーサーです。柄も素敵でとても気に入りました。自分ではとても買えるものではないので使おうか飾っておこうか悩みましたが、使ったほうがカップも喜ぶと思い使わせてもらっています。 

そして先ほど楽しみにしていた近代美術館の「夢見るフランス絵画」を見てきました。平日なのであまり混んでおらずゆっくり見られました。          モネの[ヴェトゥイユの柳]が素晴らしかったですが、ユトリロの[サクレ=クール寺院の丸屋根とサン=ピエール教会の鐘楼]も絵の中に引き込まれ、その場に居るような錯覚を起こします。

頂いたカップも絵画も、素晴らしい物は何十年何百年経っても残るだけの理由があるのだなと実感します。
私が作る料理は私が生きている間しか残せませんが、だからこそ食べた人の心にずっと残るような料理を作らなければなりませんね・・・