初めての入院
前回のブログを書いた次の日の朝、ちょうど仕事が休みで体調も良くなかったので、札幌の部屋でのんびり過ごそうと思っていました。
起きて少しすると、喉の奥のもう少し奥の辺りに魚の骨が刺さったような痛みがあり、いてもたってもいられない状態で部屋の中をバタバタ歩き回ったり座ったりをしばらく繰り返し、やっと病院へ行く決心をしました。
自分では胃炎か、食道炎だと思っていましたので消化器科のある大きな総合病院へ行きました。
まず症状を話し、診察してもらいました。
血液検査、心電図、レントゲンと終わると、急遽エコーの検査も追加になりました。
そのエコー検査の最中、何人かの先生が入って来てここがどうだとか何とか話していて…何かあるのだなとわかりました。
その後もう一度心電図の検査をして、先生に呼ばれ診察室に行くと、どうやら胃炎や食道炎ではないところが問題らしく…
心臓の検査が必要とのこと。
ところがその検査は今はたまたまその病院では出来ないので別な病院へ行ってもらうと言われました。
そしてそうなると入院になるのでここから救急車で搬送すると告げられました。
明日からの仕事の事、ここまで乗ってきた自分の車、着替えや費用の事を考えますが、頭が回らず放心状態で先生に返事もできず、看護士さん方が大丈夫かと声を掛けてくれました。
でもきっと行かないと不味いのだろうととりあえず救急車に乗ることにして、心臓と血管の専門の病院へ行くことになりました。
まさか心臓に欠陥があると思ったことが一度もなかったので本当に不安でした。
ついてからCT検査、レントゲン、心電図、血液検査をしてとりあえずその日は終わりました。
次の日の朝、昨日と同じ位の時間にまた喉の奥に痛みを感じ汗が吹き出し痛みに耐えていると、先生達が来てくださり、薬を口の中に入れられました。それでも収まらず他の薬も飲み何とか横になり少し寝たようでした。
原因はわからないけど、喉の奥に感じた痛みは心臓の血管が痙攣して起こる痛みらしくカテーテル検査をすることになりました。
カテーテル検査はとても苦痛でもう二度と受けたくないものでした…
その後3日程度で退院して退院したその日の夜中にあの地震…
ワインセラーが一台倒れ数本のワインとワインセラーのガラスが割れる大惨事でした。
これだけ悪い事が起こると、きっと次は良いことが起こるだろうと楽しみになります笑
そのお陰かわかりませんが、昨日アヴィオンの頃からのお客様方が比羅夫の店にわざわざ来てくださりました。
とても嬉しくありがたいのですが、料理を全て私が作れるわけではないのでちょっと残念です。
まだまだ身体は本調子ではないのですが、のんびり仕事も楽しもうと思います。