続6周年

先日またお客様から6周年のプレゼントをいただいてしまいました。

とても古い食器です。

オールドノリタケで右が大正元年頃のもので左が大正7年頃の手描きのお皿です。

食器は飾り用以外の物は使ってこそ食器自体も喜ぶと思っているので、大切に使わせていただこうと思います。

大正時代これに何を盛り付けて食卓に出されていたのでしょうね・・・

おめでとうと仰って頂けるだけでも幸せなのに本当にありがとうございます。

沢山のお客様に支えて頂き本当に感謝しております。


そして本日は美唄市にアスパラ農家の内山農園さんへアスパラを買いに行って来ました。

とてもこだわりのある農家さんで私の好みのアスパラに出会うことができました。

甘味を追求するのではなくしっかりアスパラの香り、風味のあるアスパラでまだハウスものですがそれでも十分なものでした。

肥料を調節した甘く太いアスパラは見栄えはいいのですが他の食材に味が負けてしまうと感じていたので、こちらのアスパラは露地ものが本当に楽しみで、鴨やエゾシカと一緒に使っても決して負けず調和してくれるように感じました。

もう一軒はいつもお世話になっている西川農場さんにも寄ってきました。

こちらの「アスパラ羊」は先に伺った内山農園さんのアスパラの根元を食べている羊なのです!

西川さんがアスパラの入ったバケツを持っただけで小屋中の羊たちが牧草を食べるのをやめ一斉にアスパラに注目しており、本当に美味しそうに食べていました。

羊にも美味しいものが分かるのですね・・・

毎回思う事ですが生産者の方々に直にお話を伺うと本当に料理のイメージがしやすく参考になります。

学んでも私の腕になかなか反映されないのですが・・・

心を込めて作られた食材を1番いい状態で料理できるように頑張らなければなりませんね。

因みに余談ですがフランスのラギオール村で作られている有名なナイフの柄(ハンドル)は羊の脚を型どったものらしいです。

羊の後ろ脚を見るといつもナイフに見えてしまいます。